イントロ
どうもこんにちは。
最近映画制作は緻密な作業の集合体と理解してから、映画をもっと真面目に見たいなあという想いに駆られ鑑賞法を模索中です。
なぜ面白いのか、素晴らしいと思うのかを言語化したい、といったものです。
こんな大層なことを言いながら「おもしろかった」で終わる記事もありますが、そこはご容赦いただければと思います。
さて本題に入り、現時点では以下2パターンで模索中です。
パターン① 良作シャワー
一般に良作とされている映画をたくさん見る方法です。
これは以前の記事(良作映画の選び方 - ザッカンの雑感)で紹介したものと同じになります。
デメリットは、名作といえど好き嫌いは分かれるので、映画の導入部分を見て気に入らなかった場合にその後耐え難い時間を経験すること。
本当に見たくなければスキップすればいいのでそこまでデメリットではないかな?
名作でも好き嫌いはあるという経験もいいかもしれません。
パターン② 一点集中
気に入った監督の作品を集中的に見つつ、その監督の解説を確認する方法です。
このパターンは映画の各描写が監督のどういう意図に基づいているかを知ることができ、直接的に映画を学ぶことができます。
デメリットは、名作を量産している監督がそれぞれについて克明に解説をしている、という厳しい条件をクリアする必要があることです。
幸いにも、フランソワ・トリュフォーという方が作り上げた、50時間以上の録音による名匠ヒッチコック監督の作品インタビューが解決してくれると思います。
結構分厚い本で苦労を要するのですが、確実に映画を理解できます。
・書籍(英語版): Hitchcock (English Edition)
・書籍(日本語版): 定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー
・書籍を題材にした映画: ヒッチコック/トリュフォー(字幕版)
日本語版はKindleがなく、やむなく英語版で頑張って読んでおります。
たくさん見るとお金がかかる問題
映画は制作者の汗と知恵の結晶ですから、お金がかかって当然です。
でも安くなるならありがたい……。
そういう場合にU-NEXTの無料体験があります。
変な話、無料期間で対象作品を見れば、1,000作品見ても無料です。
対象作品も豊富なのでオススメです。
有料を懸念される方は解約予定日をスケジュールにアラーム設定すれば解決です。
見る時間が無い問題
映画は60分程度のものから長いもので180分を超える作品もあります。
勉強や仕事で忙しい毎日の生活で見る時間を捻出するのは一苦労。
基本的に勉強や仕事を効率的に頑張るしか無いですが、寝ながら見る方法も推します。*1
そして寝ながら見るならスマホよりも目が悪くならないし迫力のあるプロジェクターで見たほうが断然面白いです。
興味がある方は私も使うAnker Nebula Astroがオススメです。
ちなみにU-NEXTでは1.4倍速と1.8倍速の再生機能があります。
例えば1.8倍速なら120分の映画が66分で見れてしまい、単純な時短になりますので、人によってはこれもオススメです。*2
こんな本もあった
まだ読んでいる途中なのでレビューを書ける状態では無いのですが、ワシントンポスト紙で映画批評をしているAnn Hornaday氏の映画の見方に関する本があります。
邦訳がなく恐縮ですが、Kindle版を購入済みで読み次第記事を書く予定ですのでご参考までに。
Talking Pictures: How to Watch Movies (English Edition)
まとめ
Step 1: 無料サービスを使う
Step 2: プロジェクターをセットする
Step 3-1: 良作シャワーを浴びる
Step 3-2: 特定の監督作品を総ざらいしつつ解説を読む
色々と細かく書きましたが、ポップコーンとコーラ両手に見ながら途中で寝てしまう鑑賞法も最高ですし、どんな鑑賞法も最高です。
こんな見方があると言う方はコメントやツイッターいただけると参考になります。
以上読んでいただきありがとうございました。