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映画ハムナプトラで人を襲う虫の正体は?実在するの?

映画「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」で誰もがトラウマになる虫。
あの虫はスカラベという甲虫です。
コガネムシやカナブンに似てますよね。あれと同じ仲間です。

今回は映画「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」の文脈におけるスカラベについて解剖していきますね。

映画を知らないぞ、という方は後半のあらすじを読んでくださいね。

ハムナプトラ失われた砂漠の都 (字幕版)

スカラベの食性。本当は人を襲うの?

実際のスカラベは、主に植物や腐敗した有機物を食べる昆虫です。

特に、糞を食べることで有名な種類もいます。

これらのスカラベは環境にとって重要な役割を果たし、自然のリサイクルプロセスに貢献しています。

映画の中で描かれるような、人を襲う習性はありません。

スカラベの形状

ハムナプトラに登場するスカラベと実際のスカラベは、いくつかの点で形状が異なります。

映画のスカラベは非常に大きく、リアルなスカラベよりもかなり大型化されて描かれています。実際は数センチ程度ですが、映画では手のひらに乗るサイズでした。

また、映画でのスカラベは鋭い角(?のようなもの)を持っており、実際のスカラベにはない特徴が加えられています。

さらに、このスカラベは群れをなして統制の取れた動きをしますが、実際のスカラベはこのような行動を取りません。

映画におけるスカラベの描写は、ストーリーのサスペンスやドラマを高めるために現実とはかけ離れた形で描かれています。

ですが’、これは観客に興奮や恐怖を感じさせる効果的な手法で、

ハムナプトラでなぜスカラベが選ばれた?

ハムナプトラでは、エジプトの伝統や神話が重要な背景となっています。

この映画は、古代エジプトの神秘と冒険を描いた作品で、その中でスカラベは象徴的な要素として使用されました。

映画制作の際、監督や脚本家は、視覚的なインパクトと文化的な意味合いを考慮してスカラベを選んだと考えられます。

スカラベの象徴的な意味合い

古代エジプトでは、スカラベは単なる虫ではなく、太陽の運行と再生のシンボルとして重要な位置を占めていました。

特に太陽神ケプリと関連づけられ、太陽の毎日の復活と再生を象徴していたのです。

このため、スカラベは変容や新しい始まりの象徴と見なされていました。

スカラベが糞を転がす行動は、太陽が空を横切る様子を表していると考えられていたのです。

虫という枠組みを超えてかなりの意味を持っていたのでした。

サスペンスやミステリーとの関連

ハムナプトラの制作チームは、このような文化的背景を理解し、スカラベを効果的に使用しました。

スカラベの持つ再生と変容の象徴性は、映画のテーマである不死、秘宝探索、呪いといった要素と見事に結びついています。

これにより、映画はただのアドベンチャー物語を超え、古代エジプトの神秘とサスペンス、ミステリーを深く表現することができたのです。

このように、ハムナプトラでのスカラベの選択は、単なる視覚効果以上の意味を持ち、映画の重要なテーマと深く結びついていたのです。

サソリが人を襲うシーン、という手法もあったかもしれませんが、ちょっとこういった文化的背景を探ると、同じ虫でもスカラベがいいかな、という感じがしますよね。

温和そうな虫が人を襲う、というセンセーショナルな感じも、スカラベだからこそ出せたシーンだと思います。

あらすじ

1999年に公開された映画「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」(原題:The Mummy)のあらすじを紹介しますよ。

まず、この映画のキャストからです。
リック・オコーネル役はブレンダン・フレイザー。
彼は「ジョージ・オブ・ザ・ジャングル」にも出演していますよね。

エヴリン役はレイチェル・ワイズ。
彼女は「美しき獲物」での演技も素晴らしいです。

物語は、古代エジプト時代に始まります。
一人の司祭が、恋に落ちた女性との禁断の愛のために呪われるところから始まります。

時は流れ、1920年代。
勇敢な冒険家リック・オコーネルが登場します。
彼は、エヴリンとその兄弟と共に、失われた砂漠の都を探しに出かけます。

彼らは、地図を手に入れて、ハムナプトラを目指すのです。
しかし、彼らだけではありません。
他の探検隊も同じ目的で動いています。

探検が進むにつれて、不思議で危険な出来事が次々に起こります。
そして、古代の呪いが解き放たれることに...

ここから先は、映画を見てのお楽しみです。
ミステリーとアドベンチャーが詰まった「ハムナプトラ」。
是非、映画でその続きをご覧くださいね。

この記事が、映画「ハムナプトラ」の魅力を知るきっかけになれば嬉しいです。
次回も楽しい映画情報をお届けしますよ!

最後に、本当はスカラベはかわいい虫なので、誤解しないでやってください。

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クワイエット・プレイスのクリーチャーのすべて【徹底考察】

映画『クワイエット・プレイス』のクリーチャーについて徹底考察します。

あらすじについてご存知ない方は後半から見てくださいね。

クワイエット・プレイス (字幕版)

クリーチャー考察

1.どんなクリーチャー?

足は何本?どうやって歩く?

足は4本あります。基本的に前脚と後脚の両方を使って高速で走ります。

走行する車に追いつくことができるので、時速80km以上は走れる可能性があります。

前脚は鎌状のような形になっており、効率的に対象を狩れるようになっています。

何を食べる?

クワイエット・プレイスの作品中、食べる描写や飲む描写は描かれていません。

クリーチャーの歯は非常に鋭利に発達しており、おそらく肉食ではないかと思われます。

ですが、クリーチャーがどのように生存しているのか、全く描かれておらず、詳細について正体不明のクリーチャーとして描かれているようです。

人を食べているじゃないか、と思うかもしれませんが、作中では狩るだけで食べません。

狩ることを楽しんでいるかは分かりませんが、音を発した人を狩って、そのまま捨てています。

音に反応する?見えるの?

クリーチャーは音に反応します。聴覚が非常に発達しており、遠くで聞こえた物音に反応します。
発達しすぎていることもあり、雨、スプリンクラー、川など、ノイズが多い状況にあると、聞き分けができなくなるようです。

一方で視力機能がなく、全く見えません。

作中でも描かれていますが、眼の前に人がいてもすぐに判断できません。

このことからも嗅覚もおそらくないと思って間違いないでしょう。

皮膚は硬い?柔らかい?

クリーチャーの皮膚は非常に頑丈にできていて、銃も貫通しないほどの硬さになっています。
なんども銃で打たれる描写がありますが、基本的にクリーチャーは無傷です。

人間にとっての耳に当たる器官がタイミングによって弱点が露わになることがあり、その部分は柔らかいようです。

ちなみに、このクリーチャーは隕石に伴って地球に来ますが(後述)、大気圏突入による高温状態にも耐えうる皮膚を持っているということになります。

銃弾も貫通させない上に、熱にも強い訳ですから、通常の対策では歯が立たないということがわかります。

地球に適応できるの?

地球に問題なく適応できているようです。

エイリアンが地球に襲来する映画で、しばらく地球にいたら地球の微生物に侵されて生存できなくなる、というものがあります。

ですが、クワイエット・プレイスでは数ヶ月以上クリーチャーが地球に居続けているようです。

また、後述のとおり、このクリーチャーは宇宙から来ますので無酸素環境下でも生存できることがわかります。

一定期間であれば宇宙空間のような過酷な環境でも生存できる強靭な身体能力を持っています。

性格は?

性格は非常に凶暴で、聞こえた物音全てに対して全力で狩りにいくスタイルです。

間違っても手懐けようと考えてはいけないでしょう。

知能は高い?

知能は非常に低いです。

もし知能高ければオトリとして物を投げる音も多少聞き分けられるはずですが、そういう細かな違いには興味がないような描写があります。

また、自分の弱点に対処する様子も特に無く、とにかく「音を発するものを狩る」ということに焦点を置いたクリーチャーのようです。

弱点は?

聴覚が非常に発達しているが故に、一定の周波数の音に叫び声を上げながら体を縮めて弱ったような態度を示します。

抵抗しながらも頭痛で抗えないような感じなので、かなり苦痛のようです。

 

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2.どこから来た?

今まで書いていた通り、隕石に伴って宇宙から来ます。

クワイエット・プレイスの第2作において、隕石が降ってくる描写があります。

この直後からクリーチャー災害が起きているので、宇宙から来た、という理解で間違いないでしょう。

3.なぜ地球に来た?

まず、どこか別の惑星に生息していて、その惑星が爆発したために、そのまま隕石に張り付いていたクリーチャーが偶然地球に降り立った、というケースが考えられます。

ですが個人的には意図して来たパターンかな、と思います。

このクリーチャーは攻撃も防御もとにかく最強でありつつ、弱点を知っている人からすると御しやすい、という特徴があります。

そういった特徴からすると、地球襲来の第一陣として来たんじゃないでしょうか。

食べる描写がないことも特徴的です。

地球上の虫にもカゲロウや蛾の仲間は幼虫のときに栄養を蓄え、その栄養で成虫時期を過ごします。

親玉的エイリアンがこのクリーチャーを育成して成虫になったものを送り込んだ。
成虫時期は一定期間栄養は要らないので食べる描写は不要。
時期が過ぎたら親玉的なエイリアンが地球に降り立って、特定の周波数を使ってクリーチャーを制御しながら第二波を実行。

そんなストーリーがあるのでは・・・?と思えてきました。

第3作は発表されてますが、まだ不明確な点が明らかになるかもしれません。

あらすじ

映画「クワイエット・プレイス」の物語は、音に反応して襲い掛かる謎の生物がいる世界で始まります。この恐怖に支配された世界で、アボット家は日々を慎重に生きています。

主人公のリー・アボット役には、ジョン・クラシンスキーが扮しています。彼の妻エヴリン役は、エミリー・ブラントが演じています。二人の子どもたち、レーガン役のミリセント・シモンズと、マーカス役のノア・ジュープも、家族の一員です。

物語は、家族が小さな町で薬を探しているシーンから始まります。彼らは音を立てないよう、裸足で慎重に歩きます。店内では、最小限の物音しか立てないように行動します。

家族の末っ子が、音を出すおもちゃを拾いますが、リーはそれを取り上げます。しかし、兄のマーカスがこっそりとおもちゃを弟に返してしまいます。

帰り道、末っ子がおもちゃを鳴らしてしまい、突然、恐ろしい生物が現れます。リーは必死に子どもを守ろうとしますが、状況は一変してしまいます。

この緊張感溢れる導入部は、観る者にこの静かな世界の恐怖を強く印象づけます。家族の愛とサバイバルの厳しさが、初めから強く感じられるのです。

この映画は、家族の絆やサバイバルの難しさ、そして恐怖との戦いを描いています。静寂の中で繰り広げられるサスペンスフルなシーンと、家族愛の強さが見事に融合されています。また、俳優たちの繊細な演技が、この緊迫した物語に深みを加えています。

評価

主演のジョン・クラシンスキーが監督脚本をしているので、制作者の意図と俳優がシンクロナイズして、作品全体に統一感が生まれています。この点は他の映画と一線を画しているでしょう。

暗い部屋で静かに見ると緊張感が増してグッドです。

ホラーの巨匠、スティーブン・キングもこの映画を称賛しています。

第三作はくる?

Quiet Place Day Oneという作品名になっています。*1

撮影も去年に終わっていて*2、2024年夏頃公開のようです。

同じ世界での別のストーリーを描くもので、監督もマイケル・サルノスキに代わって生まれ変わった作品になるようです。

新監督はニコラス・ケイジ主演のピッグを扱っていた監督ですので、作調を知りたい方は事前予習しておきましょう。

 

ピッグ/pig(字幕版)

ピッグ/pig(字幕版)

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以上読んでいただきありがとうございました。

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ネイティブも間違えるフォレスト・ガンプのチョコの名言

人生はチョコレートボックスのようなものは英語で?

本作で有名なフォレスト・ガンプの名言です。
人生いろいろ島倉千代子ってやつですね。

実は英語の引用はネイティブの人も間違えます。*1
まずは英語でどのように言っているか聞いてみましょう。
(字幕は外してチャレンジしてね)

www.youtube.com

聞き取れたでしょうか?

My mama always said life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.

このように聞こえる、記憶している、という方がネイティブにもいます。

実は、以下のように言っています。

My mama always said life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.

is のところは was と言っているんですね。

時制の一致というのが中学英文法で出てきました。

普遍の真理やことわざである場合などは時制が一致しないという例外があります。

今回は時制を一致させているので、
フォレストは母の言っていたことを格言とも諺とも思っているわけではなく、

ただそう言っていただけ、

それだけを伝えたい意図、それしか意図がない、というセリフなわけです。

チョコを食べていたからついでにそれを思い出した、という感じじゃないでしょうか。

フォレスト・ガンブの母親が食べていたチョコレートボックスはこれ!

どういうチョコレートボックスだったか、という疑問ですが、チロルチョコ詰め合わせみたいなものと思います。

実際彼女が食べていたわけではないですが、どの味になるのかというワクワク感は一致しているので、おそらくこれかと。

安いし、美味しいし、夢が詰まってるし、食べても小さいので罪悪感がないですね。

映画紹介

見ていない方のために一応簡単に紹介しますね。

映画「フォレスト・ガンプ」は、1994年に公開されたアメリカ映画です。原題は「Forrest Gump」ですね。この映画は、一人の男性の人生を通して、アメリカの歴史を描いています。

主人公フォレスト・ガンプを演じるのはトム・ハンクスです。トム・ハンクスは「セービング・プライベート・ライアン」にも出演していますよね。フォレストは、知的障害を持ちながらも、純粋で優しい心の持ち主です。

映画は、フォレストが子供時代から始まります。彼は足に障害があり、特別な装具をつけて歩いていました。そんな彼が出会うのが、幼なじみのジェニー・カランです。ジェニーはロビン・ライトが演じています。彼女は「プリンセス・ブライド・ストーリー」にも出演していました。

フォレストは成長し、アラバマ大学でフットボールのスターになります。その後、彼はベトナム戦争に従軍します。戦争での体験は、彼の人生に大きな影響を与えます。

戦争から帰国したフォレストは、さまざまな偶然により、歴史の重要な瞬間に立ち会います。たとえば、有名な卓球選手として活躍したり、大きなビジネスを興したりします。

ジェニーとフォレストの関係も、映画を通じて重要な役割を果たします。彼女はフォレストの人生にとって、常に特別な存在です。

この映画は、時代を超えて愛される作品です。感動とユーモアが交錯し、観る人々を引き込む魅力があります。結末については触れませんが、視聴者それぞれに深い印象を残すことでしょう。

音楽も映画の雰囲気を盛り上げています。トム・ハンクスの卓越した演技と、心温まるストーリーを是非楽しんでください。

 

 

*1:Quoraで質問があったり、ネイティブでも混乱している方がいるようです。https://www.quora.com/Why-did-Forrest-Gump-say-Life-was-like-a-box-of-chocolates-instead-of-Life-is-like-a-box-of-chocolates

なぜ映画デイ・アフター・トゥモローのオオカミは凍死しないのか?

映画「デイ・アフター・トゥモロー」は、2004年に公開されました。原題は The Day After Tomorrow です。この映画は大規模な自然災害を扱っています。

タイトルの答えの後に映画の紹介をしますね。

なぜ映画デイ・アフター・トゥモローのオオカミは凍死しないのか?

映画「デイ・アフター・トゥモロー」で、オオカミが凍死しない理由に迫ります。

オオカミは寒冷な環境に適応しています。
厚い毛皮が彼らを守り、低温でも体温を保ちます。
氷点下でも生きられるのがオオカミです。

さらに、マイナス20度でも生きられる種がいます。
ホッキョクオオカミはマイナス50度でも大丈夫です。

映画では極寒が描かれます。
でも、オオカミが生き残るのはフィクションです。
映画はドラマを強調するために現実を超えます。

映画と現実は違います。
特に災害映画では、より大きな乖離があります。

「デイ・アフター・トゥモロー」のオオカミが凍死しないのは、映画の演出です。
現実のオオカミは寒さに強いです。
しかし、映画ではよりドラマチックな設定が加わります。
映画の創造性を楽しみつつ、現実との違いを理解することが重要です。

多少は目をつむるのも映画を楽しむ方法です。

金網を噛み千切るのも無理なのでは?とも思いますが、
本作に登場しているのはとても強いオオカミなんだ!と思いましょう。

あらすじ

気候学者のジャック・ホール(デニス・クエイド)が主人公です。
彼は世界の異常気象の謎を追います。
やがて、地球規模の寒冷化が迫っていることが分かります。
ジャックは政府に警告しますよね。
でも最初は全然聞いてくれません。

一方、ニューヨークでは息子のサム(ジェイク・ギレンホール)が大変なことに。
彼は友達と共に寒波と洪水に遭います。
図書館の中に閉じ込められてしまい出られません。
ジャックはサムを救うことを決意します。

キャスト

ジャック役のデニス・クエイドは「ファー・フロム・ヘブン」にも出演しています。
サム役のジェイク・ギレンホールは「ブロークバック・マウンテン」などにも出ています。

ジェイク・ギレンホール私好きなんですよねえ。

正直この映画は10回ほど見ているのですが、ジェイク・ギレンホールが好きだからかもしれません。

感想

図書館にいた人たちはなぜその判断をした?

サムが図書館に閉じ込められたとき、そこに大勢の人もいたんですね。
そこで、図書館で救助を待つか、外に出て南下するかで意見が分かれます。

サムは、自分の父親が気象学者で政府で働いていること、
その父親が図書館で待つべきとアドバイスをしたと他の人に言うんですね。

みんな聞く耳を持たず、9割ぐらいの人が外に出てしまいます。
なんかおかしくないですか?

専門家である父親が息子にアドバイスをしている場合、
これは最も信頼すべき意見ですよね。
なぜなら、息子の命がかかっているからです。

でもみんな正常な判断ができていません。
そういう状況下だから、と観るのか・・・

皆さんはどう思いましたか?

専門家の意見は誰も聞かない

図書館の話とも絡みますが、本作では専門家の話を誰も聞きません。

映画冒頭でもインドで環境会議が開かれてますが、専門家ジャックの意見はお笑い者です。
ジャックの上司でさえも、映画途中まで話を聞いてくれません。
副大統領も全然聞きません。

これって、今の現実をよく表しています。

今少しずつ気候変動を肌で感じるようになってきました。
台風が強くなってきたな、洪水増えてきたな・・・

まだ少しずつ変わったな、ぐらいはマシですが、
顕著になってきた時点でもう対策は手遅れ。
でも顕著になるまで危機感を感じられませんから、
映画の人たちと同じ様になっちゃうんです。

(適切な)専門家の意見が大事。

気候変動の根拠はIPCCレポートがよく使われますが
レポートを書いている専門家は基本手弁当なんですね、実は。

環境ビジネスの陰謀と言う人もいますが、
言えるうちは平和で、本作と同じようにならないよう気を付けたいですね。

 

 

ギズモしかり、グレムリンのグッズ、かわいすぎない?

今日は映画「グレムリン」の簡単な紹介です。

モグワイ、特にギズモは本当に魅力的ですよね。
そのふわふわの毛並みと大きな目。
映画『グレムリン』で、彼は注目の的です。

この映画、1984年に公開されました。

「ピラニア」を手掛けたジョー・ダンテ監督です。
「ピラニア」見たことある方ならわかりますが、
グレムリンと共通点を感じるので、監督を知ると納得です。

スピルバーグが製作を務めています。
あんまりスピルバーグはフィーチャーされないですけど、
こんな作品も手掛けてたんですね。

80年代のカルチャーを象徴する作品です。

物語の核は、モグワイの「ギズモ」。
彼の可愛らしさには目を奪われます。
しかし、彼には守らなければならないルールが。

水に濡らさないこと。
日光にさらさないこと。
そして、夜中に食事を与えないこと。

これらのルールを破ると、トラブルが。
グレムリンが現れて、大混乱を引き起こします。

映画の特殊効果は当時としては画期的。
アニマトロニクス技術が駆使されています。
これが、グレムリンたちをリアルに描いているんです。

キャラクターはとてもユニーク。
ギズモの愛らしさとは対照的に、
グレムリンたちはいたずら好きで予測不能。

映画は、彼らのカオスを描いています。
主役のビリーとその友人たちが止めようとする、
というシンプルな構成です。

面白くて少し怖いこの映画。
クリスマスシーズンには特に人気です。
1990年には続編も公開されました。

ギズモやグレムリンのグッズ、可愛いですよね。
ファンには抵抗できない魅力があります。

Amazonで見つけました。
買ったところでどうするのって感じですが、

可愛いので許す!