1. はじめに
1984年に公開された映画「ゴーストバスターズ」は、そのユニークなロゴで多くの人々の記憶に残っています。
この記事では、ゴーストバスターズのロゴの白いやつの名前や、そのロゴがどのように作られたかについて詳しく説明します。
2. ゴーストバスターズのロゴの白いお化けに名前はある?
ゴーストバスターズのロゴに登場する白いお化けの名前は「ムーグリー(Mooglie)」と言います。
映画の製作初期に、ダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)とアイバン・ライトマン(Ivan Reitman)がこのキャラクターに名前をつけました。
ムーグリーはロゴ以外で映画本編では登場しませんが、ゴーストバスターズのアニメシリーズではイントロに登場しています。
ムーグリーはゴーストバスターズのシンボルとして、シリーズを通じて親しまれてきました。
特に2016年のリブート版では、映画のクライマックスでヴィランがロゴに変身するシーンでムーグリーが登場し、その存在感をアピールしています。
このロゴはマイケル・C・グロス(Michael C. Gross)によってデザインされました。
彼は映画のアートディレクター兼アソシエイトプロデューサーとして、映画のビジュアル面で重要な役割を果たしました。
グロスはまた、映画「ナショナル・ランプーン」のカバーアートも手がけ、そのデザインセンスで多くの人々に影響を与えています。
ロゴのアイデア自体はダン・エイクロイドから出たもので、グロスがそれを具体化しました。ロゴはシンプルで覚えやすく、視覚的に強いインパクトを持つため、映画の成功に大きく寄与しました。
同じく白いお化けにマシュマロマンがいますが、ムーグリーとマシュマロマンは別の存在です。
マシュマロマン(Stay Puft Marshmallow Man)のアイデアは、ダン・エイクロイドとハロルド・ライミス(Harold Ramis)によって考案されました。
このキャラクターは、ゴーザーが選んだ破壊神の姿として登場します。
エイクロイドは、子供の頃に食べたマシュマロのお菓子のブランドを基にして、巨大で恐ろしいながらもコミカルな存在を思いつきました。
Stay Puft Marshmallow Manは、マシュマロマンの正式名称で、いつもふわふわなマシュマロマン、という意味になります。
街中に巨大なマシュマロマンが現れても、「うわー、いつもふわふわなマシュマロマンだ!いつもふわふわなマシュマロマンがこっちに来る!」と、毎回「いつもふわふわ」を言うのは滑稽すぎるので、呼ぶときは「マシュマロマン」とだけでいいでしょう。
ファミリーレストランで、「ふんわりやわらか雲のような世界一柔らかいオムライス 〜デムグラスソース仕立て〜」とフルネームで頼んだのに、店員から「オムライスですね」とだけ返される悲しさを思い出します。
ちなみに、ゴーストバスターズのロゴについて、日本での商標権はコロンビア・ピクチャーズ・インダストリーズが所有しています。
コロンビア・ピクチャーズ・インダストリーズは、本作公開後の1989年にソニーグループ傘下に入ったため、米国ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントが実質的に持っているという建付けになっているでしょう。
3. あらすじ
大学の研究資金を失った3人の奇抜なパラサイコロジスト、ピーター・ヴェンクマン、レイモンド・スタンツ、イゴン・スペングラーは、ニューヨーク市でゴーストバスターズという幽霊退治ビジネスを始めます。
彼らは、幽霊がはびこるマンハッタンで数々の事件を解決し、次第にその名を広めていきます。
4. 監督・脚本・登場人物
監督:アイバン・ライトマン
脚本:ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス
登場人物:
- ピーター・ヴェンクマン(ビル・マーレイ)
- レイモンド・スタンツ(ダン・エイクロイド)
- イゴン・スペングラー(ハロルド・ライミス)
- ダナ・バレット(シガニー・ウィーバー)
- ルイス・タリー(リック・モラニス)
5. 最後に
ゴーストバスターズのロゴに登場する白いお化け「ムーグリー」は、シリーズを象徴する重要なキャラクターです。
ムーグリーはマシュマロマンとは別のキャラクターであり、ロゴに登場するだけの存在ですが、その愛らしいデザインは多くのファンに親しまれています。
このロゴは、映画のアイデンティティを確立し、その成功に大きく貢献しました。
ゴーストバスターズのファンとして、ロゴの背後にあるストーリーを知ることは、映画をより深く楽しむための一助となるでしょう。
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