映画雑感

見て楽しんで、知って楽しむ。

4つの質問から導く動画配信サービスの選び方

はじめに

こんにちは。
今回は、映画好きなあなたにオススメの動画配信サービスを紹介します。

まず前提として、動画配信サービスのデメリットについてお話ししたいと思います。

実は多くの人が動画配信サービスを利用する際に損をしてしまっています。

株式会社プラネットの調査によると、約70%の人が年間10本未満の映画しか見ていないという結果が出ています。*1
これはつまり、ほとんどの人が月に1本未満の映画しか見ていないことになります。

一方で、サブスクリプション形式の動画配信サービスは月額料金が1,000円から2,000円程度です。
これに対し、1本ずつレンタルする場合、1本あたりの料金は300円から500円程度が相場です。

つまり、月に2本から6本以上映画を見るのであればサブスクリプション形式のサービスがお得ですが、それ以下の場合はむしろ損をしてしまう可能性が高いのです。

ですので、まずは自分がどれぐらい映画を見るのかを確認することが重要です。
例えば、普段はよく映画を見ていても、仕事や勉強が忙しくなる時期には全く見なくなることもあるでしょう。

そのような場合、サブスクリプション形式のサービスを継続することが無駄になるかもしれません。
そのため、自分の見る頻度をよく見直し、必要に応じて解約や単発のレンタルに切り替えることをお勧めします。

以上のデメリットを理解した上で、動画配信サービスを使いたい方は、ぜひ以下の情報を参考にしてください。

候補を絞る

日本の動画配信サービスは20個近くあります。
ですが、そこからどれが自分に合っているかを細かく見るのは正直時間の無駄なので、大手サービスだけに絞ります。

大手サービスだけに絞るのは、配信会社内の予算額が高い分、制作費やライセンス料に余裕があり、質の高いコンテンツの調達を実現できる可能性が高いからです。

日本で市場シェア*2が最も大きい5つの動画配信サービス*3を候補とします。*4

それが、Netflix、U-NEXT、Prime Video、Hulu、Disney+です。

4つの質問

それぞれのサービスには明確な特徴と強みがあります。
これにより、自分の好みに合ったサービスを選びやすくなります。

ここでは、4つの質問に分けて、あなたに最適なサービスを紹介します。

1.【映画派】映画好きなら
2.【ドラマ派】アジアドラマ(国内、韓国含む)が好きなら
3.【ドラマ派】洋ドラが好きなら
4.独占作品が好きなら

映画もドラマも見るけど、どちらかと言うと映画派orドラマ派で分けています。
それでは、1つずつ詳しく説明していきます。

・【映画派】映画好きなら

ドラマより映画を楽しみたいなら、Prime Videoがおすすめです。

Prime Videoは、洋画や邦画ともに豊富な作品数を誇り、U-NEXTに次いで多くの映画を提供しています。
特に、様々なジャンルの映画を楽しみたい方には、コストパフォーマンスが高く、多様な作品を楽しめるPrime Videoが最適です。

さらに、予算に余裕がある方やもっと多くの作品を見たい方には、U-NEXTへの切り替えを検討することもおすすめです。
また、Prime Videoの追加チャンネルを登録することで、さらに多様な映画やドラマを楽しむことができます。

・【ドラマ派】アジアドラマ(国内、韓国含む)が好きなら

映画よりドラマを楽しみたい、特にアジアドラマ(国内、韓国含む)を楽しみたい方にはHuluがおすすめです。

Huluは、アジアドラマのラインアップが充実しており、日本国内のドラマや韓国ドラマを幅広く提供しています。
2024年7月4日時点で、Huluは14日間無料のキャンペーンを開催しています。
期間限定のキャンペーンですので、もし興味があれば早めに登録した方がいいです。

韓流バナー

もし予算に余裕があり、もっと多くの作品を見たいという方には、作品数がさらに豊富なU-NEXTへの切り替えを検討してみてください。

・【ドラマ派】洋ドラが好きなら

映画よりもドラマを楽しみたい、特に洋ドラを楽しみたい方にはNetflixがおすすめです。

Netflixは、洋ドラのラインアップが非常に豊富であり、オリジナル作品も多数提供しています。
特に、話題の新作ドラマや高評価のシリーズを一挙に楽しむことができるため、洋ドラファンにとっては最適なサービスです。

www.netflix.com

・オリジナル作品が好きなら

オリジナル作品を狙っているなら、Netflixがおすすめです。

各動画配信サービスは、それぞれオリジナル作品を持っています。

Netflix、Prime Video、Hulu、Disney+など、各社が独自のコンテンツを提供しており、その中には非常に人気の高い作品も多く含まれています。

既に見たい独占作品がある場合は、その作品を提供しているサービスを選ぶことが最も賢明です。

例えば、ディズニー、マーベル、スター・ウォーズ等の作品が好きな方はDisney+以外を選んではいけません。他では見られないからです。

特定の作品を見たいわけではないけど、なにかしらオリジナル作品を見たいなら、Netflixがおすすめです。

2020年のGEMS Partners調べですが、作品の充実度が最も高いのがNetflix、次点がPrime Videoとされています。*5

ですので、オリジナル作品を見たい方はNetflixを第一候補として登録してみてください。もし合わなければPrime Videoに登録すると良いでしょう。

まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

今までのお話を金額も合わせて表にまとめました。

番号 サービス名 月額 一括年額*6 強み タイプ
1 Netflix 790円 - 1980円 なし 洋ドラマ、オリジナル作品 洋ドラ、オリジナル好き
2 U-NEXT 2,189円 なし 映画・ドラマ双方で作品数は日本トップ 金額関係なく動画好き
3 Prime Video 600円 5,900円 映画(洋画・邦画)、他コンテンツの充実 映画好き
4 Hulu 1,026円 なし アジアドラマ(国内・韓国含む) アジアドラマ好き
5 Disney+ 990円 - 1320円 9,900円 - 13,200円 Disney、Marvels、Star Wars等 Disney系好き

動画配信サービスを選ぶ際には、自分の映画やドラマの視聴頻度や好みに合わせて最適なサービスを選ぶことが重要です。

まずは、自分がどれくらいの頻度で映画やドラマを見るのかを確認し、その上で最適なサービスを選びましょう。
また、予算や好みに応じて、必要に応じてサービスを変更することも一つの方法です。

携帯料金のように、解約することの違約金は無いですし、オリジナル作品以外は時期が変わると別サービスでも見れることがあります。
時期に応じて解約する、別サービスを契約する、という乗り換えをどんどんして、今自分にとって一番必要なサービスを契約してください。*7

今回紹介した情報を参考にして、自分に合った動画配信サービスを見つけ、映画やドラマを存分に楽しんでください。

これからも素敵な映画ライフをお楽しみください。

 

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*1:FromプラネットVol.210 <映画に関する意識調査> | 株式会社プラネットのプレスリリース

*2:市場シェア=ユーザが支払った合計金額規模

*3:映画の配信をしているものに限定しています。ドラマだけ配信するFODや、アニメだけのdアニメは作品数は多いですが映画は見れないので、ここでは除外します。

*4:U-NEXTがシェア拡大し5年連続首位のNetflixに迫る、成長続く定額制動画配信市場は5,000億円超え(前年比12.1%増) | GEM Partners株式会社

*5:NetflixとAmazonの2強へ、「そこでしか見られない作品の充実度」 | GEM Partners株式会社

*6:「なし」は、月額×12ヶ月分の金額でお得なプランは無いという意味です。

*7:U-NEXTは解約手続きで即時で見放題サービスも終了しますが、Prime Video、Netflix、Hulu、Disney+は解約手続きしても、契約終了日までは見放題が視聴可能です。