ネイティブも間違えるフォレスト・ガンプのチョコの名言
人生はチョコレートボックスのようなものは英語で?
本作で有名なフォレスト・ガンプの名言です。
人生いろいろ島倉千代子ってやつですね。
実は英語の引用はネイティブの人も間違えます。*1
まずは英語でどのように言っているか聞いてみましょう。
(字幕は外してチャレンジしてね)
聞き取れたでしょうか?
My mama always said life is like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.
このように聞こえる、記憶している、という方がネイティブにもいます。
実は、以下のように言っています。
My mama always said life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get.
is のところは was と言っているんですね。
時制の一致というのが中学英文法で出てきました。
普遍の真理やことわざである場合などは時制が一致しないという例外があります。
今回は時制を一致させているので、
フォレストは母の言っていたことを格言とも諺とも思っているわけではなく、
ただそう言っていただけ、
それだけを伝えたい意図、それしか意図がない、というセリフなわけです。
チョコを食べていたからついでにそれを思い出した、という感じじゃないでしょうか。
フォレスト・ガンブの母親が食べていたチョコレートボックスはこれ!
どういうチョコレートボックスだったか、という疑問ですが、チロルチョコ詰め合わせみたいなものと思います。
実際彼女が食べていたわけではないですが、どの味になるのかというワクワク感は一致しているので、おそらくこれかと。
安いし、美味しいし、夢が詰まってるし、食べても小さいので罪悪感がないですね。
映画紹介
見ていない方のために一応簡単に紹介しますね。
映画「フォレスト・ガンプ」は、1994年に公開されたアメリカ映画です。原題は「Forrest Gump」ですね。この映画は、一人の男性の人生を通して、アメリカの歴史を描いています。
主人公フォレスト・ガンプを演じるのはトム・ハンクスです。トム・ハンクスは「セービング・プライベート・ライアン」にも出演していますよね。フォレストは、知的障害を持ちながらも、純粋で優しい心の持ち主です。
映画は、フォレストが子供時代から始まります。彼は足に障害があり、特別な装具をつけて歩いていました。そんな彼が出会うのが、幼なじみのジェニー・カランです。ジェニーはロビン・ライトが演じています。彼女は「プリンセス・ブライド・ストーリー」にも出演していました。
フォレストは成長し、アラバマ大学でフットボールのスターになります。その後、彼はベトナム戦争に従軍します。戦争での体験は、彼の人生に大きな影響を与えます。
戦争から帰国したフォレストは、さまざまな偶然により、歴史の重要な瞬間に立ち会います。たとえば、有名な卓球選手として活躍したり、大きなビジネスを興したりします。
ジェニーとフォレストの関係も、映画を通じて重要な役割を果たします。彼女はフォレストの人生にとって、常に特別な存在です。
この映画は、時代を超えて愛される作品です。感動とユーモアが交錯し、観る人々を引き込む魅力があります。結末については触れませんが、視聴者それぞれに深い印象を残すことでしょう。
音楽も映画の雰囲気を盛り上げています。トム・ハンクスの卓越した演技と、心温まるストーリーを是非楽しんでください。
*1:Quoraで質問があったり、ネイティブでも混乱している方がいるようです。https://www.quora.com/Why-did-Forrest-Gump-say-Life-was-like-a-box-of-chocolates-instead-of-Life-is-like-a-box-of-chocolates