映画雑感

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リメンバー・ミーの花の種類は?メキシコでも実際に映画のように飾る?

リメンバー・ミー (字幕版)

1.はじめに

映画「リメンバー・ミー」で登場する花々には、メキシコの伝統や文化が深く反映されています。
今回は、その花の種類やメキシコでの実際の使われ方について紹介します。

 

 

2.リメンバー・ミーの花の種類は?メキシコでも実際に映画のように飾る?

映画「リメンバー・ミー」では、特に目立つのが鮮やかなオレンジ色のマリーゴールドの花です。
この花は、メキシコでは「センプアスチル」(cempasúchil)と呼ばれ、死者の日(Día de los Muertos)の祭りにおいて重要な役割を果たします。

センプアスチルはナワトル語で「二十の花」という意味を持ち、その独特な香りが死者の霊を現世に導くと信じられています。
ナワトル語は、古代アステカ文明で広く使用されていた言語であり、現在もメキシコの先住民の一部が使用しています。
この言語は、多くのメキシコの伝統や文化に深く根付いており、センプアスチルもその一例です。

 

 

メキシコの多くの家庭では、死者の日にセンプアスチルを使って家や墓地を飾ります。
この伝統は古代アステカ文明に由来し、現在も多くのメキシコ人が継承しています。
花びらを使って道を作り、霊が迷わずに帰って来られるようにするのが一般的です。
また、祭壇には食べ物や水、故人の写真などと共にセンプアスチルが供えられ、家族の絆を再確認します。

映画「リメンバー・ミー」で描かれる祭壇や墓地の装飾は、メキシコの実際の風習を忠実に再現しています。
このような装飾は、メキシコ全土で見られ、特にオアハカやミチョアカンなどの地域では大規模に行われます。
これらの地域では、家族が一丸となって祭壇を作り、夜通し故人を偲びます。

他にも、映画に登場する花として、赤色のコックスコム(terciopelo)や、白いカーネーション(claveles)もあります。
これらの花も、死者の日の祭壇でよく使われます。
コックスコムはその独特な形と鮮やかな色で目を引き、赤は生と死の循環を象徴します。
カーネーションはその香りとともに純粋さと尊敬の意を表します。

映画「リメンバー・ミー」は、メキシコの文化と伝統を美しく描写しています。
特に花の使い方は、死者の日の本質を見事に捉えており、観る人に強い印象を与えます。
メキシコの伝統を学ぶ上で、この映画は非常に有益です。

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3.あらすじ


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少年ミゲルは音楽を愛するが、家族は音楽を禁じている。
ある日、死者の日にミゲルは祖先の秘密を解き明かすために死者の国に迷い込む。
彼は死者の世界で有名な音楽家エルネスト・デ・ラ・クルスと出会い、家族の歴史と自分の夢を追い求める旅に出る。

 

 

4.監督・脚本・登場人物

監督:リー・アンクリッチ
脚本:エイドリアン・モリーナ、マシュー・オルドリッチ
登場人物:
ミゲル(アンソニー・ゴンザレス)
エルネスト・デ・ラ・クルス(ベンジャミン・ブラット)
ヘクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)
イメルダ(アラナ・ユーバック)

5.最後に

 

 

「リメンバー・ミー」は、メキシコの文化と家族の絆を描いた感動的な映画です。
特に、花の使い方や祭壇の描写は、メキシコの伝統を深く理解するための一助となります。
ナワトル語の存在が示すように、センプアスチルの花には古代からの歴史と意味が込められています。
メキシコで実際に行われる死者の日の祭りと比較して観ると、映画がいかに現実の文化を尊重し、忠実に再現しているかが分かります。
この映画を通じて、メキシコの豊かな文化とその美しさを再発見することができるでしょう。

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