映画雑感

見て楽しんで、知って楽しむ。

【映画】「トップガン」

トニー・スコット監督の「トップガン」(原題: Top Gun, 1986)のご紹介です。

【あらすじ】
極秘事項とされた戦闘機パイロットである父の死を胸に秘めるマーヴェリック(トム・クルーズ)は、天才戦闘機パイロットとして今日もミグ戦闘機とドッグファイトをしています。
無謀ともいえる航空が終わり上官の呼び出しに応じると、自分がTOP GUN(パイロットのエリート中のエリート選抜試験)に選ばれたことを知らされるのです……。

【雑感】
とにかくかっこいい
マーヴェリック(トム・クルーズ)、チャーリー(ケリー・マクギリス)、キャロル(メグ・ライアン)らの若かりし姿がかっこよすぎます。トム・クルーズの瞳が綺麗すぎる。また、音楽、ドッグファイト等すべてかっこいいの一言に尽きます。
特にオープニングがかっこいい。

Today, the Navy calls it Fighter Weapons School.
The flyers call it: ......

TOP GUN(デデーン)

黒い背景の白文字でデデーンとなる瞬間に私の中で名作となることが決定しますが、私がこのブログで書くと芋臭くなってしょうがなく、非常に申し訳ないです。

克服
操縦席で顔中汗だくになってさまざまな感情と闘う2人のアップシーンが登場します。似た描写を繰り返し撮ることでストーリーの中での重要性を表現しています。1人は冒頭で死ぬことで妻子を置き去りにすることを恐れて動転し、恐怖に打ち勝てずにパイロットの道を諦めたクーガー。もう1人は父の死が間違っていなかったことを証明し、作中のある出来事を乗り越えて、戦闘に挑むことを決意するマーヴェリック。どちらも間違ってはいませんが、パイロットは命を懸ける職業。それを決意したものだけが残る厳しい世界なのです。TOP GUNの教官ヴァイパー(トム・スケリット)がマーヴェリックに伝えた言葉が重く響きました。

"Up there, we've got to push it. That's our job."

CMからの映画
トニー・スコット監督が本作の監督に就任する前、彼はSaabというスウェーデンの自動車会社のCM制作を担当していました。YouTubeリンクを貼りますが、ご覧のとおりTOP GUNにしか見えません…。これでトニー・スコットにお声がかかったとのことで、納得です。

youtu.be

【終わりに】
次回作が上映されるらしいです。やはり本作を見てから映画館で見る方が心も盛り上がるのではないかと思います。トニー・スコットの映画はかっこいいですね。

映画の見方が変わる本も紹介しておりますのでこちらも時間があればお読みください。

zak-kan.hatenablog.com